電動カート バッテリー航続距離を比較|4機種を検証【2026年版】
Motocaddy M7・MGI Zip Navigator・CaddyTrek CT2000R2・DODEYLZSoy 3輪トロリーの4機種でバッテリー航続距離を比較。何ホール分持つか、メーカー公表値の有無、リチウムバッテリーの安全上の注意点まで解説します。
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「後半のホールでバッテリーが切れたらどうしよう」——電動カートを検討するとき、価格や折りたたみ寸法と並んで気になるのがバッテリーの航続距離です。18ホールをフルで回りきれるのか、坂の多いコースでも安心して使えるのか。カタログスペックだけでは分かりにくい部分でもあります。
この記事では、SmartGolfLabが「感覚じゃなく、数字で選ぶ」の方針のもと、Motocaddy M7・MGI Zip Navigator・CaddyTrek CT2000R2・DODEYLZSoy 3輪電動トロリーの4機種について、バッテリー航続距離に関するメーカー公表情報を横並びで整理します。あわせて、電動カート全般の選び方は電動カートの選び方完全ガイド、徒歩との比較は電動カートと歩き、どちらを選ぶか、トランクに積めるかどうかは電動カートのトランク積載可否で詳しく解説しているので、あわせてご確認ください。
電動カートのバッテリー航続距離は、メーカーが具体的な数値を公表していないモデルが多いのが実情です。本記事では公表されている情報と、未公開の項目を明確に区別して掲載しています。推測で数値を埋めることはしていません。
バッテリー航続距離を比較する前に押さえておきたいこと
電動カートの持続時間は、電池容量(V・Ah)、モーター出力(W)、コースの起伏、気温、**走行モード(フォロー機能を使うか手動操作か)**など複数の要因で変わります。同じ製品でも、平坦なコースと起伏の多いコースでは消費電力が異なり、フォロー(追従)機能を常時使う場合はセンサーとモーターの稼働が増えるため、手動操作より早く電力を消費する傾向があります。
メーカーが公表する航続距離やホール数の目安は、多くの場合平坦地・室温などの一定条件下での測定値です。実際のラウンドでは、坂道の多いコースやアップダウンの激しい設計のコースで短くなる可能性がある点に注意してください。また、18ホールに必要な走行距離はコース設計によって差がありますが、一般的には約6〜8km程度が目安とされています。
早見表:4機種のバッテリー航続距離公表状況
| 製品 | バッテリー航続距離の公表状況 | モーター出力 | 価格 | レビュー数 |
|---|---|---|---|---|
| Motocaddy M7 | メーカー未公開 | デュアル230W | ¥359,157 | 58件件 |
| MGI Zip Navigator | メーカー未公開 | 高トルクモーター(出力値未公開) | ¥338,635 | 77件件 |
| CaddyTrek CT2000R2 | メーカー未公開 | 250Wデュアルモーター | ¥247,486 | 2件件 |
| DODEYLZSoy 3輪電動トロリー | フル充電時最大20km(メーカー公表) | 400Wデュアルモーター | ¥269,278 | 件 |
※価格・レビュー数は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。航続距離はメーカーが公式スペックとして数値を公開している場合のみ記載し、それ以外は「メーカー未公開」としています。
4機種の詳細
Motocaddy M7|デュアル230Wモーターの全地形対応フラッグシップ
英国Motocaddyのフラッグシップモデルです。デュアル230Wモーターと自動ダウンヒルコントロールを搭載し、急な坂道でも安定して走行できる設計になっています。専用リモコンによる前進・後退・左右旋回操作が可能で、クラブから離れたハンズフリー操作にも対応します。

Motocaddy M7 リモート電動ゴルフキャディ ブラック(リモコン付き・全地形対応)
英国Motocaddyのフラッグシップ電動カート。デュアル230Wモーターと自動ダウンヒルコントロールを備え、急な坂道でも安定して走行できるリモコン式モデル。
- デュアル230Wモーターを搭載し、全地形に対応しながら急な坂道でも安定して走行できる
- 専用リモコンで前進・後退・左右旋回を操作でき、クラブから離れたハンズフリー操作が可能
- 折りたたみ式デザインを採用しているが、折りたたみ時の寸法は商品ページに未公開
- 英国RRP(推奨小売価格)比で実勢価格は約1.5倍、輸入代理店を経由した相場価格帯
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¥359,157
バッテリー航続距離については、商品ページに具体的な数値の記載がありませんでした。急坂での安定走行を重視した高出力モーター搭載モデルのため、平坦なコース中心のモデルよりも1回の充電あたりの走行距離は短くなる可能性があります。折りたたみ時の寸法も商品ページには未公開のため、トランクへの積載可否は事前確認が必要です。
こんな人向け: 起伏の多いコースを頻繁にラウンドし、坂道での安定走行を最優先したい人。
MGI Zip Navigator|自動追従とリモコンを両立する全地形モデル
豪州MGIのフラッグシップ電動キャディです。自動追従モードとリモコン操作の両方に対応し、全地形対応の大型タイヤと高トルクモーターの組み合わせで、悪路でも安定した走破性を発揮します。

MGI ゴルフジップナビゲーター電動キャディ リモコン付き ブラック
豪州MGIのフラッグシップ電動キャディ。自動追従モードとリモコン操作の両方に対応し、悪路走破性の高さで国内外のゴルファーから定評がある一台。
- 自動追従モードとリモコン操作の両方を搭載し、状況に応じてワンタッチで切り替えられる
- 全地形対応の大型タイヤと高トルクモーターを組み合わせ、悪路でも安定して走破できる
- 折りたたみ時の寸法は商品ページに未記載のため、輸入品につき販売元へ要確認
- 米国AT仕様の販売価格比で実勢価格は約1.3倍、輸入マージンとしては小さめの水準
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¥338,635
こちらもバッテリー航続距離の具体的な数値は商品ページに記載がなく、メーカー未公開です。自動追従モードはセンサーとモーターを常時稼働させるため、リモコン操作や手動走行のみのモデルに比べて電力消費が大きくなる傾向がある点は留意しておきたいところです。折りたたみ時の寸法も未記載のため、輸入品につき販売元への確認をおすすめします。
こんな人向け: 追従機能を使ってハンズフリーでラウンドしたい人。
CaddyTrek CT2000R2|フォロー・マーチングを切り替えられる入門機
CaddyTrekの旧世代にあたる廉価モデルです。フォロー(追従)・マーチング(先導)・手動走行をワンタッチで切り替えられ、250Wデュアルモーターで静かさとパワーを両立しています。

CaddyTrek CT2000R2 ブラック リモコンゴルフバッグカートキャディ
CaddyTrekの旧世代にあたる廉価モデル。フォロー・マーチング・手動走行をワンタッチで切り替えでき、価格を抑えて導入したい層に向いている。
- 250Wデュアルモーターを搭載し、静かさとパワーを両立した走行性能を実現している
- フォロー(追従)とマーチング(先導)の走行モードをボタン一つで簡単に切り替えられる
- 折りたたみ時の寸法はメーカー未公開のため、購入前に販売店へ問い合わせるのが確実
- R2シリーズ中で最安値帯、CaddyTrek入門機の位置付け
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¥247,486
バッテリー航続距離はメーカー未公開です。250Wというモーター出力は今回比較した4機種の中では中程度にあたりますが、走行モードの切り替え頻度によって消費電力は変わるため、単純に出力だけで航続距離を推測することはできません。折りたたみ時の寸法も未公開のため、購入前に販売店へ問い合わせるのが確実です。
こんな人向け: 価格を抑えつつ、フォロー・マーチングの切り替えを試したい入門層。
DODEYLZSoy 3輪電動トロリー|航続距離を公表する数少ないモデル
今回比較した4機種の中で、唯一バッテリー航続距離を具体的な数値で公表しているモデルです。24V/10Aリチウムバッテリーと400Wデュアルモーターを搭載し、フル充電で最大20kmの走行が可能とされています。3輪構造により、最大傾斜30度の坂道にも対応します。

電動ゴルフトロリー 3輪 リモコン式 24V 10Aリチウムバッテリー 400Wデュアルモーター
折りたたみ時のサイズを公開している数少ない汎用電動カート。3輪構造を採用しており、最大30度の急な傾斜地でも安定して走行できるのが大きな特長である。
- 折りたたみ時76×38×29cmでトランク積載可否を判断しやすい
- 24V/400Wのデュアルモーターを搭載し、最大傾斜30度の坂道にも対応できる
- 1回のフル充電で最大20kmまで走行でき、バッテリー残量も画面に表示される
- 時間または距離を指定したクルーズ機能を使えば、操作を気にせずスイングに集中できる
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¥269,278
18ホールに必要な走行距離の目安(約6〜8km)と比較すると、単純計算では2回以上のラウンド分に相当する数値です。ただし、この20kmという数値は平坦地・一定条件下での測定値である可能性が高く、坂の多いコースや気温の低い環境では実際の航続距離が短くなることが想定されます。折りたたみ時のサイズ(76×38×29cm)も公開されているため、トランク積載の可否を事前に判断しやすいモデルでもあります。
こんな人向け: 航続距離の目安を数値で確認してから購入したい人、折りたたみサイズを事前に把握しておきたい人。
用途別・バッテリー航続距離の考え方
航続距離の数値がメーカー未公表の機種を検討する場合は、「モーター出力」「バッテリー容量(V・Ah)の記載有無」「レビューでの実使用報告」の3点を手がかりにするのが現実的です。特にレビュー欄には実際に複数ラウンド使用したユーザーの体感コメントが載っていることがあり、カタログにない情報源として参考になります。
- 1回のラウンドで確実に持たせたい人: 航続距離が数値公表されているDODEYLZSoy 3輪電動トロリーのような機種を優先し、メーカー未公開の機種は販売店に実測値を問い合わせてから判断するのが安心です。
- 坂の多いコースを頻繁に回る人: モーター出力が高い機種(Motocaddy M7のデュアル230Wなど)は坂道での安定性を重視した設計ですが、その分バッテリー消費も大きくなりやすい点を踏まえて検討してください。
- 予備バッテリーの用意も検討したい人: メーカーが航続距離を公表していない機種を長丁場のラウンドや連日使用する予定がある場合は、予備バッテリーの有無や別売設定を販売店に確認しておくと安心です。
充電時間についても確認しておきたい
航続距離とあわせて見落とされがちなのが、フル充電にかかる時間です。今回比較した4機種はいずれも商品ページに具体的な充電時間の記載がなく、メーカー未公開でした。一般的にリチウムイオンバッテリーを搭載した電動カートの充電時間は3〜8時間程度とされていますが、機種ごとの正確な数値は販売店やメーカーサポートに直接問い合わせるのが確実です。
前日の夜に充電を済ませておけば当日は困りにくいものの、連日ラウンドする場合や予備バッテリーを持たない場合は、充電時間の長さがそのまま次のラウンドまでの待ち時間になります。頻繁にラウンドする人ほど、購入前に充電時間の目安を確認しておく価値があります。
リチウムバッテリーを扱ううえでの注意点
電動カートに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、便利な反面いくつかの安全上の注意が必要です。
- 発火・膨張リスク: 破損や強い衝撃、過度な高温・低温環境にさらされたバッテリーは、発火や膨張のリスクが高まることが知られています。異常な発熱・膨らみ・異臭を感じたら、直ちに使用を中止してください。
- 炎天下の車内放置は避ける: 夏場の車内は高温になりやすく、リチウムバッテリーの劣化や事故リスクを高める要因になります。ラウンド後は速やかに車外の適切な場所で保管してください。
- 充電中の長時間放置は避ける: 充電中はその場を離れず、就寝中や外出中の充電放置は避けるのが基本的な安全対策とされています。
- 廃棄はリサイクルへ: 使用済みのリチウムバッテリーは一般ごみとして廃棄せず、家電量販店などが実施しているリチウムバッテリーのリサイクル回収を利用してください。
これらはメーカーやJBRC(一般社団法人JBRC)などが呼びかけている一般的な注意事項です。詳細な取り扱い方法は、購入した製品の取扱説明書を必ず確認してください。
特に輸入モデルの場合、日本語の取扱説明書が付属しないケースもあるため、購入前に販売店へ安全に関する情報の有無を確認しておくと安心です。
購入前に確認しておきたいチェックポイント
バッテリー航続距離だけで機種を決めると、実際に使い始めてから他の条件で後悔することがあります。次の点もあわせて確認しておくと選びやすくなります。
- 折りたたみ時の寸法: 今回比較した4機種のうち、寸法が明記されていたのはDODEYLZSoy 3輪電動トロリーのみでした。トランクに積めるかどうかは電動カートのトランク積載可否で詳しく解説しています。
- ゴルフ場への持ち込み可否: 電動カートの持ち込みはゴルフ場ごとに規定が異なります。「持ち込める」と断定はできないため、ラウンド予定のゴルフ場へ事前に必ず確認してください。
- 総所有コスト: 本体価格に加え、予備バッテリーや消耗品の交換費用も含めて検討すると、長期的な満足度につながります。
- 公道の走行はできない: 電動カートは道路交通法上、原則として公道を走行できません。移動手段としてではなく、あくまでコース内での使用を前提に検討してください。
- 充電環境の確保: 自宅やクラブハウスで充電できる環境があるかも、連日使用を想定する場合は事前に確認しておきたいポイントです。
よくある質問
まとめ
電動カートのバッテリー航続距離は、今回比較した4機種のうちDODEYLZSoy 3輪電動トロリーのみがメーカー公表値(フル充電で最大20km)を持ち、Motocaddy M7・MGI Zip Navigator・CaddyTrek CT2000R2の3機種は数値がメーカー未公開でした。数値公表の有無だけで機種の優劣を判断することはできませんが、購入前に確実な持続時間を知りたい場合は公表値のあるモデルを候補にするか、未公開の機種については販売店へ直接問い合わせることをおすすめします。
あわせて、リチウムバッテリーの発火・膨張リスク、充電中の放置、廃棄時のリサイクルといった安全上の注意点も必ず確認しておきましょう。電動カート全般の選び方は電動カートの選び方完全ガイド、徒歩との比較は電動カートと歩き、どちらを選ぶかもあわせてご覧ください。
バッテリー航続距離を比較して選ぶ
4機種の価格・レビュー数を最新情報で確認できます
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。